はじめに
なぜAudible(オーディブル)にイヤホンを選ぶ必要があるのか?
イヤホンを使っている時にこんなことってないでしょうか?
・通勤/通学中のイヤホンの音漏れが気になる…
・ランニング中にイヤホンを片方落とした…
・家のインターホンに気づかなかった…
・耳へのフィット感が微妙…
小さいことなんですが、地味に気になりますよね…。このような些細なことで気が散ってしまって、読書の邪魔になってしまうのは非常にもったいないことです。せっかくであればノンストレスで読書を楽しみたいというのが正直なところ。
実はこの問題、イヤホン選びでカバーすることができます。最近ではコスパの良いワイヤレスイヤホンも多いんですよ。
「でもイヤホンって種類が多くてわからないんだよな…」
「ぶっちゃけ高級なやつはいらないから、使い勝手の良いイヤホンってないかな?」
本記事ではそんな悩みにお答えします。
オーディオブックを聴くなら、快適なイヤホンを使った方が絶対オススメですよ。
【記事を読んでわかること】
・Audible用イヤホンの選び方と条件。
・コスパの良いおすすめのイヤホン7選の紹介
【記事を読むメリット】
・使用シーン別にイヤホン選びのポイントを初心者でもわかりやすく解説します。
・使用シーンと目的に合わせたやおすすめイヤホンを知ることができるので、イヤホン選びで失敗しづらくなります。
「とりあえず前置きは良いからおすすめイヤホンだけサクッと知りたい」という方はこちらから飛べます↓
イヤホンだけじゃなくておすすめ本も知りたいかたはこちらの記事で解説しています↓
Audible(オーディブル)とは?
Audibleは、Amazonが提供するオーディオブックサービスで、本の朗読を耳で楽しむことができます。
耳で読書ができることによって、他の作業をしながら本を読む「ながら聴き」ができるのも大きな特徴。
書籍の種類もベストセラー小説やビジネス書、自己啓発書など、様々なジャンルの本やコミック、オリジナル作品などが豊富にラインナップされています。
Audible(オーディブル)に向いているおすすめイヤホンの条件
Audibleで快適な音楽やオーディオブックを楽しむためには、適切なイヤホンを選ぶことが大切です。以下では、Audibleで使うおすすめのイヤホンを選ぶための条件と選び方について詳しく説明します。
【ワイヤレスイヤホンか有線イヤホンか?】
ワイヤレスタイプと有線タイプの2種類があります。絶対ワイヤレスタイプがおすすめです。
コードがあることによって、「ながら聴き」の最中などに引っ掛けて非常に邪魔になります。最近のワイヤレスタイプでもバッテリーの持ちが良いイヤホンも多数あるため、ワイヤレスがおすすめです。
【防水機能】
【CHECK】
・IPX4以上なら汗や雨でもOK
・IPX5以上なら軽い水洗いOK
IPXとは防水性能を表す規格です。数字が大きいと防水性が高くなります。ワイヤレスイヤホンの場合、IPX4以上であれば、汗や雨で濡れても大丈夫です。
屋外で使用するなら耐汗耐水性能IPX4以上のものがおすすめです。
【つけ心地・外れにくさ】
耳にフィットし、長時間使用しても痛くならないように設計されたイヤホンを選ぶことが重要です。
インナーイヤー型(開放型)とカナル型(密閉型)でフィット感および音漏れが大きく変わるので注意しましょう。
【ノイズキャンセリング機能の有無】
ノイズキャンセリング機能とは、イヤホン内部にマイクが搭載され、周囲の騒音を検知して、逆位相の音を出力することで、周囲の騒音をキャンセルする技術のことです。
ノイズキャンセリング機能があるイヤホンは、特に騒音の多い場所や、移動中の車内、などで使うと効果的です。また、集中力が必要な作業をするときや、音楽を聴くときにも邪魔なノイズをカットして、快適な環境を作ることができます。
【バッテリーの持続時間】
外出先などで使用する場合、充電することになると手間になってしまうので、できるだけ最大連続再生時間が長いものが欲しいですよね。そのためこの項目CHECKは外せません。
【ジャンル別】Audible(オーディブル)のイヤホン選びのポイント
Audible用のイヤホンを選ぶにあたり、目的別(利用シーン)に合わせて見ていくと選びやすいですよ。
今回想定している利用シーンは以下4つあります。(クリックで詳細にも飛べます)
通勤・通学している時にAudibleを聴く
【向いている】
☑️ カナル型(密閉型)
☑️ 完全ワイヤレスイヤホン
【向いていない】
☑️ インナーイヤー型(開放型)
☑️ 骨伝導イヤホン
- 【おすすめイヤホン】
【通勤・通学している時】向いているイヤホン
- カナル型(密閉型)イヤホン: 周囲の騒音を遮断して、クリアな音でAudibleを楽しめます。
- 完全ワイヤレスイヤホン: ケーブルがないので、コードが引っかかったり、断線したりする心配がありません。
【通勤・通学している時】向いていないイヤホン
- インナーイヤー型(開放型)イヤホン: 音漏れしやすく、周囲の騒音に影響を受けやすいです。
- 骨伝導イヤホン: 音漏れが大きく、電車内などの騒音環境では使いにくいです。
勉強・集中したい時にAudibleを聴く
【向いている】
☑️ カナル型(密閉型)
☑️ ノイズキャンセリング機能付き
【向いていない】
☑️ 骨伝導イヤホン
- 【おすすめイヤホン】
【勉強・集中したい時】向いているイヤホン
- カナル型(密閉型)イヤホン: 周囲の騒音を遮断して、集中力を高めることができます。
- ノイズキャンセリング機能付きイヤホン: 周囲の騒音をさらに効果的に消音し、より集中しやすい環境を作ることができます。
【勉強・集中したい時】向いていないイヤホン
- 骨伝導イヤホン: 図書館や学習室などの場合、音漏れが激しいため、周囲に迷惑をかけ集中力を妨げます。
外でランニング・ウォーキングしている時にAudibleを聴く
【向いている】
☑️ 完全ワイヤレス
☑️ スポーツ用イヤホン
☑️ 左右一体型ワイヤレス
【向いていない】
☑️ インナーイヤー型(開放型)
☑️ ノイズキャンセリング機能付き
- 【おすすめイヤホン】
【外でランニング・ウォーキングしている時】向いているイヤホン
- 完全ワイヤレスイヤホン: ケーブルがないので、コードが邪魔にならず、快適にランニングやウォーキングを楽しめます。
- スポーツ用イヤホン: 防滴・防汗機能に優れているので、汗をかいても安心です。
- 左右一体型ワイヤレスイヤホン: ケーブルが首の後ろにあるので、コードが邪魔にならず、比較的安定した装着感を得られます。
【外でランニング・ウォーキングしている時】向いていないイヤホン
- インナーイヤー型(開放型)イヤホン: 激しい動きで外れやすい可能性があります。
- ノイズキャンセリング機能付きイヤホン: 周囲の音が聞こえなくなるため、危険を察知しにくくなる可能性があります。
自宅で家事・育児している時にAudibleを聴く
【向いている】
☑️ 骨伝導イヤホン
【向いていない】
☑️ カナル型(密閉型)
☑️ ノイズキャンセリング機能付き
- 【おすすめイヤホン】
【自宅で家事・育児している時】向いているイヤホン
- 骨伝導イヤホン: 耳を塞がないので、周囲の音も聞きながらAudibleを楽しめます。
【自宅で家事・育児している時】向いていないイヤホン
- カナル型(密閉型)イヤホン: 周囲の騒音を遮断してしまい、家事や育児の音が聞こえにくくなります。
- ノイズキャンセリング機能付きイヤホン: 家事や育児の音を完全に遮断してしまうと、周囲の状況に注意できなくなる可能性があります。
【ジャンル別】Audible(オーディブル)おすすめのイヤホン7選
通勤・通学している時におすすめなイヤホン
EarFun Air 2
ノイズキャンセリング | なし |
連続再生時間 | 最大40時間 |
防水機能 | IPX7 |
コーデック | LDAC、SBC、AAC |
5千円前後ならこれで良い!超コスパイヤホン
IPX7で水没にも強いのは安心。バッテリーの持ち時間も申し分ない。
これで5000円ちょっとなのはすごい。
EarFun Air Pro 3
ノイズキャンセリング | あり |
連続再生時間 | 最大9時間 ケース付で45時間 |
防水機能 | IPX5 |
コーデック | aptX Adaptive、 SBC、AAC、LC3 |
1万以下で購入できる高コスパなワイヤレスイヤホン
さらに没入感があるものが欲しいのならノイズキャンセリング付きのこちら。
1万以下でならこのあたりが高コスパだと思うので、個人的には悩んだらこれ選べば間違いないと思います。
勉強・集中したい時におすすめなイヤホン
Soundcore Space A40
ノイズキャンセリング | あり |
連続再生時間 | 最大10時間 ケース付で50時間 |
防水機能 | IPX4 |
コーデック | SBC、AAC 、LDAC |
高機能。コスパもOK!自動ノイズキャンセリング機能搭載!
周囲の騒音に応じてノイズキャンセリングを自動で調整するAnker独自の技術の搭載。
加えて音質も良い。一万ちょっとでこのクオリティ。さすがAnker。
外でランニング・ウォーキングしている時におすすめなイヤホン
Shokz「OpenRun」
ノイズキャンセリング | なし |
連続再生時間 | 最大8時間 |
防水機能 | IP67 |
コーデック | SBC |
人気骨伝導イヤホンメーカーの「Shokz」からおすすめイヤホン
Shokzは骨伝導のイヤホンで有名なメーカーで、スポーツ用のイヤホンとしておすすめできます。
骨伝導はランニング中にずれてしまって、使いづらいとイメージするかもしれませんが、実は多少ずれただけでは問題ありません。長時間耳にかけると耳がむずがゆくなったりもするのでそういった意味でも結構おすすめです。
※ちなみに「OpenRun」と「OpenRun mini」の違いは、バンドサイズのみで性能は全く同じです。頭の小さい人や女性はminiが良いかもしれません。
adidas「FWD-02 SPORT」
ノイズキャンセリング | なし |
連続再生時間 | 最大6時間 ケース付き25時間 |
防水機能 | IPX5(ケースIPX4) |
コーデック | SBC,AAC,aptX |
実はアディダスからも出ている完全ワイヤレスイヤホン
ネックバンドが嫌な場合は、こちら。フィンがついているので、激しい動きでも大丈夫。
スペックも十分。IPX5で汗かいて濡れても問題なしです。
自宅で家事・育児している時におすすめなイヤホン
Shokz 「OpenRun mini」
ノイズキャンセリング | なし |
連続再生時間 | 最大8時間 |
防水機能 | IP67 |
コーデック | SBC |
通常の耳にはめるタイプのイヤホンの場合、周囲の音に気付けないことが多くなります。
例えば、インターホンの音。料理中の鍋のふきこぼれの音。子供の声など…家事しながらの場合、聞き逃すと危ない音もあったりします。
そのため、(特に子供がいる方などは)骨伝導イヤホンで周囲の音も拾えるようにする方が良いです。
子供が誤飲しない形状なのもうれしいポイント。
※ちなみに「OpenRun」と「OpenRun mini」の違いは、バンドサイズのみで性能は全く同じです。頭の小さい人や女性はminiが良いかもしれません。
BoCo earsopen PEACE
ノイズキャンセリング | なし |
連続再生時間 | 最大12時間 |
防水機能 | IPX7 |
コーデック | SBC |
イヤーカフのように付ける骨伝導イヤホン
こちらも骨伝導イヤホンでは有名な商品。耳の周りの開放感が良いです。蒸れない。
イヤーカフのような耳たぶの後ろに挟むように付けるタイプなので、こちらも周囲の音はキチンと拾えて、ながら育児にも使えます。最初だけ付け方に慣れる必要はあります。ネックバンドが嫌な人はこっちがよいかも。
よくある質問
以下にオーディブルでよくある質問をまとめています。
オーディブルをBluetoothで接続できますか?
初回接続時に端末とペアリングすれば、次回から自動で接続されます。
- デバイスの設定で、Bluetoothをオンにし、デバイスを「検出可能」に設定します。
- イヤホンのBluetoothをオンにします。こちらの手順は、イヤホンのシステムによって異なる場合があります。
- 端末とイヤホンをペアリングします。コード入力を求められる場合があります。
高級イヤホンとはどのようなものですか?
一般的には高品質なドライバーユニットが搭載されている高性能なイヤホンのことを指します。
ドライバーとは音を出す仕組みのことで種類や搭載数によって音域や音質が違います。
なので高級なイヤホンというのはこのドライバーによって音域や音質に差が出てきます。
市場価格としては5~6万くらいを超えると高級イヤホンになってくると思います。
Audibleを聴く時も高級イヤホンであることに越したことはないと思いますが、基本的には音楽の音質などにこだわりがある人が使うことが多いので、個人的にはコスパ重視で十分ではないかと考えます。
内容が頭に入らないのですが
オーディブルの使い始めの時は結構あります。
慣れるまでは、興味のあるジャンルを読んだり、再生時間が短い本を中心に読むと良いですよ。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
まとめ:イヤホン選びで広がるAudibleの使い方
以上のイヤホンは、それぞれ特徴があり、コスパも良いため、Audibleを聴くには最適な選択肢と言えます。
自分に合ったイヤホンを選んで、快適なAudibleライフを楽しみましょう。
スマホだけでも再生はできるものの、イヤホンでオーディオブックを再生が可能になると、より身軽に「ながら聴き」の幅が広がるのでおすすめです。
読書のハードルが低くなるので、ぜひいろんな書籍を聴くことにつながると良いなと思っています。
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